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TOP ・【法改正情報】2025年4月改正 雇用保険法と賃上げの助成金について(失業保険の待機期間短縮)
・【法改正情報】2025年4月改正 雇用保険法と賃上げの助成金について(失業保険の待機期間短縮)

Pleasure社会保険労務士事務所です。
ご覧いただき誠にありがとうございます。

最近、行政協力の一環で、働き方改革関連の推進で各企業様を訪問しております。

名刺に厚生労働省のマークがあるためか、非常に警戒されますが、
「調査等ではなく、ご支援です」というとホッとされる人事総務担当者様の表情が印象に残ります。
(警戒させてすみません・・・m(_ _)m)

各企業様が抱える問題の多くは、「人材不足」です。
世の中、一括りに「売り手市場」=「人材不足」と言われますが、
その多くは、体力が必要な「介護」「建設」「運送」「サービス」といった業種です。
ホワイトカラーは人材不足と言いながらも、そこまでではない印象です。

---さて、本題に入りますが、
来年4月には雇用保険法の改正があります。
どういった改正かというと、
従業員の自己都合退職後、
失業給付を受給するまでの期間が2カ月から1カ月に短縮1カ月に短縮されます。

昔は3カ月でしたが、コロナ禍で原則2カ月に短縮され、
来年2025年4月1日に原則1カ月に短縮されます。
これを知っている人事労務担当者様は、1人もおりませんでした。

この改正で懸念されますのは、
やはり「退職者が増えること」です。

「2カ月ならもう少し我慢しようかな・・・」
と思っていた従業員さんも、
1ヵ月なら退職に踏み出す可能性が出てきます。

情報社会ですから、SNS等で情報が出回るのも時間の問題ではないかと考えております。

今から各企業様が取り組みべきことは、
「定着課題」の改善です。

これから益々、人材の流動化・転職市場の活性化・人の取り合いが促進します。
社内制度の見直し・他社優良事例の取込をしていくことが必要です。

賃上げ・設備導入等は、対象の助成金がありますので是非ご検討ください。

<オススメの助成金>
●働き方改革推進支援助成金
(設備導入+賃上げ・制度導入・労働時間短縮 等)
業務改善助成金
(賃上げ+設備導入)
●キャリアアップ助成金(正社員化コース)
(制度導入・就業規則作成、見直し・賃上げ)
●キャリアアップ助成金(賃金規程等改定コース)
(非正規雇用労働者の賃上げ3%以上)

等、様々な助成金がございます。
助成金は、要件に合致すれば給付される反面、
事前に計画届を提出しなければならなかったり、申請にも要件が多く、必要な書類等もあることから断念される方も多くいらっしゃいます。
(社労士さんも助成金は扱わない方がいらっしゃいます)

ご不明な点がございましたら一度お問い合わせ下さいませ。

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